こんにちは!たくみ社長です。
ぼくはハウスクリーニングのお仕事をさせていただいています。
詳しい話はぼくのプロフィールはこちらからどうぞ。
今日はハウスクリーニングをする上での基本となるルールについてお話していきたいと思います。
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空室清掃をするうえで絶対に守った方がいいルール
ぼくが20年かけ積み重ねてきたおそうじビジネスのルールの極意!
空室清掃をやっていくうえで、ぼくが20年間かけ作った空室清掃をする上でのルールと言うものがありますので、そちらを解説していきたいと思います。
それでは行きますっ!!
・拭き上げ、シャワーでのゆすぎは上から下へ
汚れやほこりは下に落ちるものなので当然ですね。
・洗剤を引くとき、噴霧するときは下から上
気を付けることは・・・・・
薬品や洗剤を上から吹きかけたり、塗り付けた場合、垂れ方がつき、焼き付いてしまいことがよくあります。
なので薬剤を吹き付ける、塗るときには必ず下から上の順番で進めるようにしてください。
もしも焼き付いたような方が着いてしまったときの対処方法は、しっかりと清掃をやる前ぐらいに乾かしてからもう一度同じ濃度の薬品や洗剤でしっかりと染み込ませることで消せます。
ポイントは、しっかりと乾かさなければ焼き付いたような方は治らないということです。
これは意外と知らない人も多いと思うので、もしそのような方が着いた場合は参考にしてみてくださいね。
・作業の進め方は時計回り、サッシや器具外しも時計回り
進める順番を決める事で・・・・
毎日その作業を繰り返していると勝手に体が覚えてくれます。
拭き忘れや、やり忘れといったことも防げますので順番は必ず決めておくようにしましょう。
・一通りすべての箇所をさわる
空室清掃をする場合・・・・・
見た目はきれいでも、触るとホコリが付いてくるといった
お客さんからのクレームにも繋がりますので、必ず部屋全体の物は一通り拭くようにしてください。
・拭き掃除は仕上げていく
ぼくは水廻りやガラスサッシなどは・・・
初めに60パーセントぐらいまで綺麗にし、あとは点検の時で仕上げるようにしてます。
拭き掃除は、後で点検に回る時間を取らないようにしているので、先に綺麗に仕上げておきます。
・窓や水廻りは一度で仕上げようとしない
拭き掃除の時にもお話しましたが、もう少し詳しく解説したいと思います。
水廻りの洗浄作業をしていると・・・・・
どうしても作業に集中しすぎて1つの汚れに固執してしまう事があります。
洗浄している時は気になったんだけど、あとで見てみるとどこに気になった汚れがあったのか意外とわからなくなってしまう事があります。
水廻りの洗浄をする時には2つの工程として考え
1、全体を綺麗にしておく
2、点検をする時に取れていない汚れを取るようにする。
また・・・・
点検の時に必ず汚れを取るようにしておくと、一度に仕上げようとするよりも、
作業スピードも、仕上がりのキレイさも格段に上がりますので
ぜひ取り入れて見て下さい。
・痛めそう、壊れそう、トラブルになりそうと思ったら相談する
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壊れそうと思い外したら「やっぱり壊れた!」では絶対にいけません。

と思ったなら必ず・・・・

という相談をしてください。
一番やってはダメなことは・・・・

となる事です。
そうなると元請けの方からすれば・・・・

となって信用はがた落ちですので気を付けましょう!
報告・連絡・相談は仕事をする上での基本中の基本ですので。
・一つの汚れに固執しない。
一つの箇所だけ時間をかけキレイにしても
別の一箇所でもやり忘れなどがあるとクレームに繋がるので、自己満足の仕事はもう卒業しましょう。
全体をササっとやり、点検で「追い込む」という事を心がけて見て下さい。
・作業の順番は変えてはいけない
作業を進めていく順番を決め、繰り返すことで体が覚えていきます。
それと・・・
もし従業員や、応援の方達と一緒に作業する場合、コロコロと毎回順番を変えられてしまっては、
周りの人たちが、次に何をやっていけばいいのかな?
と迷ってしまいます。
「ここもう洗浄したかな?」
「どこまでやってるのかわからない」
という事になってしまいます。
いつも同じ順番で作業していると、
周りの一緒に働く人たちも
「次はここやな」
と言って指示をしなくても勝手に作業を進めてくれますので
順番を守るという事は、従業員や応援の人たちにとってもメリットがありますし、仕事を早く覚えてもらうにはとても効率的です。
また・・・・・
進める順番は”一度洗浄をした箇所をまた汚してしまう”という事がないようにと考えないといけません。
ですので・・・・・
空室清掃マニュアルに書いている順番の通りに進めると、
無駄な作業が無くなりますので是非参考にして見て下さい。

って言えるようになれば職人さんですね。
・汚れを完璧に取ろうとしてはいけない(汚れが取れる一歩手前で止める事がコツ)
例えば・・・・
フローリングや、キッチンのレンジフードなどもそうなのですが、
汚れを取るために擦っていくと段々と元の材質まで削ってしまい、キズを付けてしまう事があります。
全体的にみると、擦った部分だけが他の箇所よりも綺麗に見えてしまい、周りが汚く見えてしまいます。
こうなると、全体がムラムラになってしまい綺麗に見せる事が出来ません。
ですので・・・・・
汚れを落とすときのコツは、その汚れが完全に取れる一歩手前で止めます。
全体もそうなのですが、100パーセント綺麗には絶対に出来ませんし、絶対にしてはいけません!

全体的に80パーセントを統一してきれいにすることが、見た目にも綺麗でお客さんにも喜んでもらう事が出でき、
そしてあなたは、作業スピードが上がるので、儲け率も上がるというわけですね。
まさにWin,Winの関係を築けますので是非是非参考にして見て下さいね!




