こんにちは!
たくみ社長です。
今回の記事では、集客用のDM(ダイレクトメール)を作る前にしておくべきことについて解説していきたいと思います。
それでは始めます!
【DMを書く前の準備】キャッチコピーを考える
キャッチコピーを作る前に考える事とは?
まずはじめに、何のためのキャッチコピーなのかを考えていきましょう。
キャッチコピーを考える時、必ず押さえておくべきことが3つあります。
これを抑えずに考えても、ピントがずれたDMの反響が来ない弱々しいキャッチコピーが出来上がってしまいます。
それでは、その3つの重要なポイントとは一体何でしょう?
POINT1:「キャッチコピーの目的を明確にする」
有名なキャッチコピーの例がありますので紹介します。
①「そうだ、京都に行こう!」
②「信じられない事に、朝起きた時、もう疲れている」
この2つのキャッチコピーの例の違いはわかりますか?
実はこの2つの違いは、目的がそれぞれ異なることです。
①のキャッチコピーは「JR東海」の有名なCMのキャッチコピーです。
このキャッチコピーの効果で起業のイメージアップ、京都のイメージアップに大きな貢献をしています。
一方で、②のキャッチコピーは健康食品の「やずや」のチラシに書かれているキャッチコピーです。
この2つのキャッチコピーの違い、目的は
①は「企業のイメージアップ」
②は「見込み客の購買意欲をかきたてること」
という点です。
これら2つのキャッチコピーでは、
それぞれが目指す目的が全然違います。
キャッチコピーを考える前に、
「なんのための、誰のためのキャッチコピーなのか?」
「ビジネスでサービスを売り込みたい人とはどんな人たちなのか?」
という事を明確にリストアップしてみてください。
商品やサービスを売りたい人のターゲットを明確にする
POINT2:商品やサービスを売りたい人のターゲットを明確にする」
メール講座の購読者さんからアドバイスを求められたときにこんな質問をしたことがあります。
というような漠然とした答えが返ってきました。
不動産屋といっても対象が広すぎるので、
キャッチコピーを作る事前の準備としては少し弱いです。
たとえば、あなたが赤いシャツを着て買い物にでかけているとします。
その日は休日という事もあり歩行者が大勢います。
そんな中、「ちょっとそこの人!」と
後ろから呼びかけられても自分の事を呼んでいるとは気づきにくいと思います。
「ちょっとそこの男性の人!」と呼ばれても振り返る確率は低いと思います。
その街で歩いている男性は大勢いるので自分が呼ばれているとは考えにくいでしょう。
でも、「ちょっとそこの眼鏡をかけた赤いシャツを着たお兄さん!」
と呼ばれると、思わず振り返ってしまうでしょう。
条件の絞り込み
つまり、条件が絞り込まれれば絞り込まれるほど、
その呼びかけに該当する人は
「あっ、自分の事を呼んでいるかも!?」と感じ、
反応しやすくなるという事です。
なので、キャッチコピーを作るうえで、
ターゲットの明確化や絞り込むことがとても重要です。
キャッチコピー共通の目的は
見込み客の目を止まらせ注意を引くことです。
さっき取り上げた健康食品の「やずや」のキャッチコピーは、
売りたい商品のターゲットを「朝起きた時、もう疲れている人」に明確に絞り込んでいるので、
狙いたい客層の心をぐっとつかめるというわけです。
そもそも健康食品は「自分は健康だ!」
と思っている人たちをターゲットにしても全く売れないでしょうから、
この「やずや」のキャッチコピーはとてもよく考えられた非常によくできたキャッチコピーだと思います。
お客さんの欲求に焦点を当てる
POINT3:お客さんの欲求に焦点を当てる
お客さん欲求に狙いを定めてキャッチコピーを考える
という事がとても重要になってきます。
では、お客さんの欲求とは具体的にどんなものがあるのかというと、
大きく分けて2つに分ける事が出来ます。
- 苦痛から逃れたい欲求
- こうなりたいという欲求
①の「苦痛から逃れたい欲求」というのは、
例えば、
「雨漏れを直したい!」
「入居者さんからクレームを言われたくない!」
「おなかがすいてるので今すぐ何かを食べたい!」
と言った切羽詰まった欲求の事です。
②の「こうなりたいという欲求」は、
「おいしい食事がしたい」
「綺麗な家で生活したい!」
「完全におまけせできる下請けの会社が欲しい!」
「自信をもって入居者さんにお部屋を紹介したい!」
といった願望的要素の強い欲求の事です。
あなたが扱う商品、サービスもこの2つのどちらかの欲求を満たすものであるはず。
どちらに当てはまるかは、商品やサービスによって違いますが、
必ずどちらかに当てはめる事が出来ます。
なんなら、両方どちらにも当てはめるものも少なくありません。
ぼくの場合は「お掃除ビジネス」で不動産屋さんで賃貸マンションの管理を任される担当者さんの向けて、
という様に
みたいな感じのキャッチフレーズで何度かDMを送ったのですが
すぐに仕事の依頼を受ける事が出来ました。
①の「苦痛から逃れたい欲求」
②の「こうなりたいという欲求」
基本的に商売をするにあたって何か物を売るときは
①の「苦痛から逃れたい欲求」の方が切羽詰まっているので購入や依頼に結びつきやすいと言われています。
ですので、あなたが宣伝したい商品があるときにターゲットを絞り込む時は、
まずお客さんはどんな欲求を満たしたいのか?
という点に焦点を当ててみると
キャッチフレーズが浮かびやすいので参考にしてください。