自分の価値を提供し、その対価として、お金を貰う
突然ですが、あなたが自分の収入を増やすために必要なことって何だと思いますか?
ぼくもビジネスをやり始めて、まだ収入が全然なかったころに、
ある業界のビジネスで成功されてる方からそんな質問をされたことがありました。
ぼくは・・・
・休みなく働く
・日給を稼ぐ
・なにか資格を取る
・などなど・・・
と、ぼくなりに考えて答えました。
ぼくだけじゃなくてもこう答える人が多いんじゃないかなと思います。
でも、ビジネスで成功している方は、ぼくの答えが予想通りだったのか
ニヤッとしながらこう答えました。
「自分が働かなくても、自分の価値を提供し、その対価として、お金を貰えるやり方をするんです」
???
ぼくはその方の言ってる意味がその時は全く分かりませんでした。
ですが・・・・
この言葉の要素を少し分解してみると、
「自分の価値を提供して」
「自分が働かずに」
この2つのキーワードがとても大事なポイントです。
ん?
どういうこと?
なにがちがうの??
と思いますよね?
わかっているようでも、
実際にこれを理解して行動できる人はごくわずか少数の人たちだそうです。
ぼくはこの言葉を理解することが出来たことで、行動に変化が出るようになりました。
何を言ってるのかまださっぱりわからないですよね?
では順番に過去のぼくと、成功者の考え方を比較していきたいと思います。
休みなく働く
まずは「休みなく働く」という事について。
ぼくが以前勤めていた会社は日給月給という給料体系でした。
当時のぼくの日給が、1万円だったので月に25日働いたとしたら月給が25万円になります。
25万円以上をぼくが稼ぎたいと思えば、日曜出勤させてもらうか、夜中のアルバイトをするかしかその当時は稼ぐ方法が見つかりませんでした。
当時ぼくは、
無休で睡眠を削り働いたことで、
当時では最高の31万円と言うお金を稼いだことがあります。
この働き方は、『自分が身を粉にして働き日給を稼ぐ=自分の時間を使い収入が発生するという仕組み』です。
この働き方では自分が病気したり、体調が悪くなってしまうと収入が入ってきません。
サラリーマンや公務員の人達だと有休など、福利厚生があるかもしれませんが、
現場系で働く人たちのほとんどが休んだら収入が減るだけです。
・常用単価で日給を稼ぐ
またぼくは副業で「おそうじビジネス」を初めた当初、
まだ自分で取った仕事がないので、同業者の応援に行き日給を稼いでいました。
同業者の横のつながりも大事だと思い、
助けてあげる事もいいことだと思っていたのですが、頑張って働いても常用分の日給しかもらえません。
これでは雇われていた時代と一緒です。
ハウスクリーニング業界は、
バリバリの職人レベルで15,000円、そこそこ出来る人で13,000円ぐらいです。
ぼくが雇われていた当時の日給は10,000円。
常用で応援に行けば15,000円もらえます。
なので、独立したらこんなにも簡単に日給が上がるんだと初めは喜んでいました。
確かに雇われ時代に比べれば1日の日給が多くなりますが、これは最も危険な考え方でした。
同業者の人たちは自分の仕事が忙しい時は応援に呼んでくれますが、暇になると呼んでくれなくなってしまったんです。
同業者からの応援を当てにして稼いでいると、収入の浮き沈みがとても激しくなりました。
自分の時間を使って収入を得ていると働かなければ収入はゼロになってしまいます。
これは雇われの時に比べれば、日給は10,000円から15,000円と上がり収入が増えたように感じましたが、
会社に雇われているわけではないので、誰も給料の保証はしてくれません。
なので、もしあなたが同業者からの仕事を当てにして収入をあげようとするならリスクがあります。
・資格を何か取る
最後に資格を取り収入を上げるという方法。
これは実際にぼくもすごく考えていました。
「何か資格を取っておいたらよかった」
「なんか資格取ろうかな」
と収入の壁にぶつかったときには、いつもそんな事を考えていました。
資格があるという事で、その有資格者にしかできない仕事があり、就職や営業にも有利になるんじゃないかと考えていました。
実際に会社にとっても、社会にとっても価値ある人と位置づけられるので、その価値に応じて収入が上がると思います。
また、画期的なスキルを習得し、そのスキルを提供することで収入を得る事。
これはビジネスセンスにおいてはかなり高いそうです。
確かにその資格を活用し自分で働けば、資格を持っていない人に比べても高額な収入を得る事が出来ると思います。
ですが、やっぱりこれも成功者の方の考え方からすれば少し違うようです。
たしかに、「価値の提供」と言う部分を見れば正解なのですが、結局これも自分自身が時間を使うことで収入を得ているからです。
はじめに解説した、ぼくが成功者から教わったことは、
「価値の提供は、自分が働かずに、自分の時間を使うことなく」
収入を得るという事です。
この部分をよく考えて理解が出来たとき、なぜか自分でも出来そうな気がしました。
別にぼくは
資格を何1つとして持っていませんが、空室清掃マニュアルを読んでいただいた通り作業での自信はかなりありました。
なので、この部分がぼくの「価値の提供」の部分になるなと思いました。
「自分が働かずに、自分の時間を使うことなく」
この部分はマニュアル化して人に教えていくことで解決します。
あれ?
出来てしまいました。
ですがこのあと、肝心な物がぼくには無いことに気が付きました。
集客のやり方が全く分からなかったので、収入になる仕事がまったくなかったんです。
ですがこの集客の部分もぼくの
プロフィール記事でも書かせていただいていますが
プロの法律家の先生のマーケティングの手法を知った時解決しました。
お金が入ってくる仕組みを作る
「自分が働かなくても、自分の価値を提供し、その対価として、お金を貰えるやり方」
の部分の解説は、こちらの記事で解説しています。
http://betakumi.com/kaisilya-keiei-sikumi/