勝ち組の人たちってどんなひと?
ぼくがハウスクリーニングの仕事で開業したのは28歳の時です。
はじめから稼げていたわけではありません。
ですが、本気でハウスクリーニングで稼いでいこうと決意してからは、
半年で月収100万を稼ぐ事ができるようになりました。
本気を出して1年目では、ほとんど現場にも行かなくなったのですが、
生活的には開業して4年目の32歳ではかなり自由でした。
本気を出してから1年間は頑張りましたが、それ以降は仕事より子育てや
趣味のゴルフに行ったり勉強をしたりしていました。
仕事のほとんどはパソコンやメール、電話で済むので現場に出るとか朝早く起きるとかしなくても、
一日1時間ほど電話や見積、請求書を作るだけで毎月100万とか200万とかのお金が入ってくるようになりました。
現場はほとんど人に任せていたけど、それでも仕事の依頼は無くなりません。
ぼくは自分が忙しく働かなくても集客出来て、仕事を外注化できるような仕組みを構築する事ができたからです。
ですのでぼくには時間がたっぷりありますので、月に1回は家族で旅行に出かけています。
これは先日沖縄に家族で旅行に行ったときに撮った写真です。
美ら海水族館に行きました。綺麗な魚がいっぱいいてましたよ。
肉体労働の道
とはいうもの、ぼくは初めからこんな風に自由になれるとは夢にも思っていませんでした。
一応、高校には通っていましたが、卒業してからの就職先はなにも考えずに、
出前のバイトや友達と遊んでばかりいました。
どうせぼくの学歴ではたいした職業にもつけないと思っていたし、父親もペンキ屋さんをやっていたので、
仕事が無ければ親父に雇ってもらおうと軽く考えていました。
どうせぼくみたいな世間からどう見ても落ちこぼれの人間に待っている未来は
肉体労働の道だろうと、そんな感じにしか当時のぼくは考えていなかったです。
「大学に行けるような人間は勝ち組」
「勉強が出来る人間が勝ち組」
「公務員は勝ち組」
そんな感じでずっと思っていました。
ぼくの父親は、ぼくが高校を卒業するまでペンキ屋で
雇われ職人をやっていて、社会保険と言うものがありませんでした。
母親はぼくにはいつも
とばかり言ってました。
親父がずっと国民健康保険でろくに年金も払ってないので、ぼくにそのように言ってたのだと思います。
工場長になりたい
ぼくは一度だけ、以前勤めていた清掃会社以外に工場で働いていてことがあります。
なぜ工場で働いたのかと言うと、平社員から係長、課長、部長、会社役員・・・社長と
組織の中に入って出世したいと思ってしまったのです。
それともう一つ工場で働いてみようと思った理由は、
清掃会社で勤めていた当時のぼくはいくら頑張っても年収240万ぐらいしかなかったのですが、
ぼくの地元の後輩が工場で勤めていて年収が600万円あると聞いていたので、
もしかしてぼくでもそれぐらい稼げるんじゃないか?
「年収600万円もあったら借金なんてすぐに返せるやん」
と思い挑戦してみたのですが、結果3ヶ月で挫折しました(泣)
なんで挫折したのかと言うと、その会社の上司である勤続15年の課長、
勤続20年目の部長を見ても、失礼ですがまったく魅力が感じられませんでした。
出世ってなに?
ぼくが思っていた会社で出世している人と言うのは、勝手な妄想でしかありませんが、
・年収800万円くらい
・老後まで安定して勤められる
・有休がちゃんと取れる
・ボーナスも貰える
そんな勝手な妄想をしていたのですが、現実は違いました。
勤続15年目の課長は
・ガソリン代節約のため片道50分の通勤を原付バイクで通う
・休憩時間のコーヒーは家からの持参
・サービス残業、有休はとれない等
ある日ぼくは、その上司である勤続15年目の課長にこんな質問をしたことがあります。
ぼく「給料ってどんな感じで上がっていくんですか?」
勤続15年の課長
「平社員は基本給が16万くらいで、後は毎日残業して月に4万円くらい貰える」
「課長になったら基本給が5万円上がって残業はサービスでもらえない」
「こんなん出世せんほーがいいで」
そんな話をしてくれました。
ぼくはこの上司との会話で退職を決意しました。
ぜんぜん出世しても幸せそうじゃないな・・・
と思いました。
安定した会社に就職して、出世することは、幸せを手にする絶対条件なのだと思ってたのですが・・・
あとぼくの後輩が工場で年収600万あるという話ですが、
夜勤、残業をめちゃくちゃがんばっていました・・・
ぼくには夜勤はちょっと無理です。
勝ち組ってなに?
世間的には勝ち組と言われている人たちに目を向けると、いい大学を卒業し、
苦労して、むずかしい資格を取り就職をした人も、みんな仕事に支配されています。
お金、時間、付き合う人間、場所、全然自由じゃありません。
朝から晩まで仕事漬けで、家にも帰れないそうです。
長い連休をとれない公務員の人は、定年後が楽しみだそうで
と、ぼくの知り合いである公務員の人が言っていました。
そんな人たちもいる中、ぼくは時間がありすぎて自宅でブログを書いています。
そしてお金も稼げています。
あなたがこれからお医者さんか弁護士、会社に入り出世を求めるか、ぼくのような職業に関わらず
自由に仕事が出来てお金がもらえるビジネスがあるとすればどのような職業を選びますか?
ぼくには、選択肢が個人ビジネスしか残されていなかったのですが、
ぼくはこれで良かったと心から思えるようになりました。
死に物狂いで勉強して資格を取りお医者さんや弁護士、
公務員にまでなっても自由がないんじゃあーねー・・・
ですが、そんなお医者さんや公務員の人たちにも、
もちろんそうした生活に何も不満がなく、毎日仕事が楽しい人もいるでしょうけど。
別にぼくはその人たちを批判しているわけではなく、むしろ尊敬の目で見ています。
ぼくはもともと学歴もなく勉強もできませんでしたので、頭の良い人達を見るとすごいなと思います。
なにも稼ぐ金額で人の価値が決まるとも思っていません。
ですが、雇われている会社や上司、仕事の内容について愚痴を言っている人たちにはぼくは共感ができません。
「今すぐ辞めて違う事したらいいのに」
と極端なことは言えませんが、
と愚痴を言っている人たちを見たら、今のぼくは思ってしまいます。
たぶん必死で頑張ってようやく手に入れた職業なので、
簡単に転職するという選択は難しいでしょうけどね。
ぼくはアホでほんとによかったです。
簡単に転職出来ますので。
まとめ
ぼくは仕事の種類がどうであれ、一生会社や国の為に働き続ける人生は嫌です。
おそうじビジネスと言う職種であれ、別のスモールビジネスであれ、
時間とお金の自由が手に入れられるのであればそれはそれで魅力的だと思います。
ぼくがここまで話し、結局あなたに何をお伝えしたいのかと言うと、
どんな職業であっても集客と仕組みさえしっかりと構築してしまえば、あとは自由になれるという事です。
これからビジネスをはじめようかなと思っていたりするなら低資金でもできて、リスクもない
おそうじビジネスはおすすめですよ!
自由になれる職業と集客方法を知り、自分で稼ぐ力を身に着けさえすれば
あなたでも大企業の社長よりも、時間的、経済的自由を手に入れられるかもしれませんね。