たくみ社長です。
今日も僕がおそうじビジネスで培ってきた考え方を書いていきます。
経済的に自由になるということは、言い換えれば自分の周りや他人の人生に影響を与えられるということでもあります。
例えば孫正義や、世の中で成功者と言われる人達というのはこれまでに数億円レベルの寄付をおこない、難病の克服や教育支援、貧困な国等にも多大なる貢献をしています。
僕は全く超金持ちというわけではないですが、自分の親や、後輩、先輩の生活ぐらいなら金銭的自由を得たことで無理なく支えることができています。
あまりこういったことは公にしたくはありませんが、自分の親は借金まみれでした。
年金も払っていなかったので、現在世間では年金を受給できる歳にはなっているのですが、払ってこなかったので年金は受け取れません。
自分の親を生活保護時給者にしたくもないので、僕が両親の生活費など、家賃を払っています。
ちなみに僕は男3兄弟の3男坊です。
兄は自分の嫁子供を生活させることがやっとなので両親への支援はできないようなので・・・
まあ、別にその事を攻めるつもりもありませんし、僕も今まで両親には苦労をかけてきたので親孝行のつもりでやっています。
また、僕の後輩も体が弱く、ろくに就職もしたこともないような人間を僕は一からおそうじの技術を叩き込み、今は独立をさせ僕が集客してきた仕事をやってもらい、完全に社会不適合者だった後輩も今では一般のサラリーマン以上の収入というものを稼いでいます。
もちろん僕には感謝をしているようなので、僕のことを兄のように慕ってくれています。
まぁ、僕が現場に出なくてもそういった人間たちが僕の代わりに作業をしてくれ、お金を多く稼いでくれているので僕にとっては完全にWINWINな関係です。
その後輩というのは、もともと、別の清掃会社で、少し働いて、すぐに独立し1社のリフォーム会社から仕事をもらっていました。
もともと、おそうじを請け負っていたのですが、「どうせうち以外の仕事ないんやろ」ということで、
毎日現場監督的なことをやらされるようになり、キッチン解体や、ゴミの回収、草むしりあらゆる事を1日の日当以下でやらされていて、うつ状態になってしまい、僕のところに相談しに来たという経緯がありました。
毎日朝早くから、夜の遅くまでコキを使われ、月給20万程度しかもらえていませんでした。
そこで、ぼくもちょうどムカつく管理会社から仕事を切られたばかりだったので、仕事の量もまだ全然なかったのですが『俺が面倒見てやる!』と言ってぼくのスタッフとして雇うことにしました。
「飛び込み営業行くから車の運転してくれ!」という事で二人で不動産屋さん周りの飛び込み営業をしたのですが、見事に1回目の不動産屋さんの事務員さんの態度に凹まされてしまい、完全なトラウマレベルになりました。((泣))
話を戻しますが、
元々その後輩はお掃除屋さんをやっていたと言っても、技術的な面では、とてもじゃないがプロとは言えるようなレベルではありませんでした。
遅い、仕上がりは悪い、『今までお前がやってきたおそうじの知識を一回全部忘れろ!』
『一から全部オレの言う通りに勉強し直しなさい!』と言うとその後輩は『わかりました!一から教えて下さい!』
となり、今では僕が一番認めるレベルのおそうじ職人となっています。
今となってはその後輩のファンもいっぱいいてますし、手直しやクレーム等は一切ありません。
しかもめちゃくちゃ仕事が早いです。
その後輩がそのレベルのおそうじ職人になるまでにかかった期間はというと、たったの3ヶ月です。
たった3ヶ月で僕からは独立させ、今は僕の下請けというポジションで頑張ってくれています。
死に物狂いで働き、全然稼ぐことができず、うつ病とまで言われたその後輩ですが、今では同世代の人間と比べても稼ぐ金額は大きいです。
僕はそういった下請けや外注に支払うお金というものを出し惜しむということはありません。
僕の周りの人達にこんな事を言うと、『お金出しすぎやろ』とよく言われてしまいます。
でも世間一般的な常識なんて僕にはどうでもいいことなんです。
もっと下請けや、外注に払う金額を下げれば僕の手元に残るお金というものは、すごい金額になると思います。
でも、下請けに払う金額をケチってまで僕は何もせずに稼ごうとは思いません。
通帳の数字をコツコツ増やすことと、ぼくが困った時、仕事が溢れた時に気兼ねなく助けてくれる仲間たちが常に僕のそばに居てくれること。
どっちが僕にとって人生の幸福度はアップするのかと考えたところ100パーセント支え会える仲間です。
高価なものや、贅沢三昧をするよりは、みんなが幸せになれて、価値のあるお金の使い方だと思います。
確かに僕がこんな感じで人に与えていても、トラウマレベルで不義理なことをしてくる人間というのはたくさんいます。
なので、本当に僕を頼ってきた人間にしか最近では与えないようにしています。
人を助けられるようになったからと言って誰彼かまわず助けるべきではないこともあると勉強しました。
あなたが経済的にも余裕が出てくると、いろいろな人間が頼ってくるようにもなります。
仮にそれらが友人だったり、普段お世話になっている人だとしたら、ついつい助けたくなってしまうのも無理のない話です。
でも、金銭的な援助は必ず慎重にやらなければ、その人が幸せにならないばかりか、あなたまで傷つくことだってあります。
ビジネスとしてのギブアンドテイク。双方がWINWINになることを目指しお金を使うことをオススメします。