こんにちは!
たくみ社長です。
今回は空室清掃(ハウスクリーニング)をどういった心構えで仕事をするべきか?
についてお話していきたいと思います。
結構、当たり前なことを書きますが、意外とわかっていない人が多かったので、改めて解説したいと思います。
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プロとして報酬を頂くのでキレイにしてあたりまえ
ぼくたちが直接仕事を頂く元請けさんは、我々に何を求めているのか?
どんな仕事をしてほしいのか?
それは・・・・・・・
パット見てきれい!くもっていない、ほこりがない!
それだけが我々にやってほしいことです。
キレイにしてくれればそれだけでいいんです。
なんて一言も褒めてくれません。
入居者さんに住んでもらえればそれだけでいいんです。
ですので・・・・
ハウスクリーニングをする我々は、早くキレイに仕上てくれれば、元請けの方達はやり方なんて見ていません。
どーでもいいです。
ですが、気を付けなければいけない事が1つだけあります。
これを気を付けないと元請けの方々は二度とリピートしてくれなくなる可能性が大です。
では・・・・
何を気お付けなければいけないか?
「パッと見てキレイじゃないと絶対にダメ!」という事です。
入居者さんから元請けの方に絶対にクレームが入らないようにしないといけません。
簡単な事のようでクレームが入らないようにするという事が一番難しいことです。
ここをクリアーできずに、
と言って廃業していった人たちを何人も見てきました。
髪の毛1本でもクレームを言う入居者さんもいます。
細かいようですが本当の事です。
ですので、点検はしっかりとするようにしましょう。
自己満足で仕事をしている人は、人の気持ちや、入居者さんの気持ちに立つという事を理解できません。
そんな細かいこと・・・・
と思われる場合は、リピート率は格段に下がる人たちです。
「キレイにした!」ではなく、「気持ちよく入居してもらう!」
ぼくたちは、元請けさんに対して『入居者さん(元請けさんのお客さん)にスムーズに入居してもらう手助けをする』と言う考え方がとても大事です。
ですので・・・・・
すべての作業が終わった後、必ずお客さんの目線を意識して点検を行ってください。
クモリ、ゴミ、ムラ、忘れなどは絶対にダメです。
これが出来ない人はお金をもらう資格はありません。
厳しいようですが、お金を頂く以上ぼくたちはプロとして、当たり前のようにキレイにしなければいけません。
具体的にはどうやってするの?
ここまで読んできたあなたは、
・・・と思いますよね?
ですが大丈夫です。
要するに・・・・・
考え方がしっかりしていれば、そのようなクレームは一切来なくなりますので、最後まで読んで見て下さい。
では・・・・・・具体的にどういう考え方で作業をすればいいのか?
という事について解説します。
具体的な考え方は?
例えばあなたがお客さんの車を、やり方は任せるのでキレイに洗車をしてほしいと言われました。
あなたはどのように洗車しますか?
ホースでバシャバシャにして洗い流すか。
バケツに水を汲みタオルを絞って拭き上げていくか。
普通はホースでバシャバシャにして洗い流す方が早くてキレイに出来ますよね?
ホースで流すのはやめてとは決して言わないはずです。
結果がキレイに仕上がっていればお客さんは満足するのです。
空室清掃でも同じことが言えます。
流せる箇所は流して洗浄する方が早くてきれいに仕上げる事が出来るんです。
建物は少量の水ぐらいでは、下の階に漏れるようにはできていません
サッシ枠やベランダ、玄関扉、キッチン、トイレ、洗面台、洗濯パン、浴室、これらの水廻りと言われる場所は水が漏れないようにあらかじめ設計されています。
流しても大丈夫な箇所は、じゃんじゃんホースで洗い流してキレイに早く仕上げましょう。
たぶん、おそうじビジネスのブログでごんなこと言っているのは僕だけだと思いますが・・・・
結果、キレイになり元請けさんも喜びますから。
お客さんはキレイにするやり方には興味はなく、結果がすべてという事です。
ただ注意することは・・・・
元請けさんによっては家の中を水で流すという事に、拒絶反応を起こすかもしれませんので作業するときは必ずお客の見ている前ではやらない、十分にシートなどで養生することなどを、心がけること。
いくら元請けさんや大家さんに、水が漏れる心配はないと言っても、見ため的にはいいものではないので。
いちおう、ぼくは今までに見られたこともないし、注意されたことすらないです。
イメージ的には・・・・
始まりは水で”パパッ!”と流し、最後は”チョロチョロッ”と拭いてこすって磨き、最後に点検しましょう!!
って感じです(笑)
相手の立場に立ってみて嫌がることはしない、見せない。
相手の立場に立ってみて、こうしてあげたら喜ぶだろうな、と思う事を積極的にしてあげる事です。
アフターフォローの大事さ
あと、クレームが無くてリピートしてもらう為にぼくがしているアフターフォローがあります。
きつい汚れが取れない時は、できるだけ取ったという完璧な言い訳を用意しておきましょう。
ただ、お客さんが「汚れが気になったから自分で拭いたら取れた。」という事は絶対にないように。
・・・・とあらかじめ言い訳を用意しておいた方が、もしクレームを言われた時でもすぐに対応できます。
また、これはクレームを言われそうだなと感じているなら前もって言っておく事も大事です。
とあらかじめ言われそうなことに対して蓋をしておくというのもテクニックの一つです。
報告する
ハウスクリーニングが完了したら、必ず『報告』をして下さい。
完了しました!
取れない汚れがありました。
水漏れがありました。
網戸が破れていました。
建付けが悪いです。
確認よろしくお願いします。
不備があればすぐに手直しさせて頂きます。
など・・・
気になったことは必ず報告しておくことで、信用を獲得することができます。
意識して行うようにすれば、リピート率も上がり、末永いお客さんになっていってくれます。
まとめ
今回のお話では、
意外に分かっていそうで分かっていない人が多い、空室清掃における考え方についてお話をさせていただきました。
これらの事を押さえておくことで、口下手でサービストークが一切できないぼくでも、リピート率93パーセントという数字を出すことができていますので、是非参考にしてみて下さいね。