空室清掃はまずサッシ、器具を外す
空室清掃(ハウスクリーニング)ではず初めに何から初めていくのか?
について解説していきます。
まず空室に着いたら、サッシの網戸の調整から外し、一つ一つサッシを外していきます。
全てのサッシと網戸を外し、ベランダにまとめたら、
続いて、各器具を外していきます。
はずせる器具は全て外し、流して洗うほうが早くてキレイに仕上がります。
すべてのホコリをまず落とす
すべてのサッシ、網戸、器具を外し終わったら、続いてホコリをすべて飛ばしていきましょう。
ホコリ飛ばしに使う道具は、ブロワーとチリぼうきを使って行きます。
ホコリを飛ばしておくことで、拭き掃除が格段に早く、きれいに仕上げることができます。
たまに、ブロワーを使わずに、掃除機とチリぼうきでがんばってホコリを取っている方もいるようですが、時間も掛かるし、きれいに仕上がらない!
ホコリが舞うからダメ、という元請けもいたりするようなのですが、意味がわからないですね。
天板にホコリというのは積もっているのでそのホコリをまず床に落としていき、後でその床に落ちたホコリやゴミをまとめて掃除機で吸っていきます。
空室清掃のハウスクリーニングに参入する人たちというのは、もともと床、エアコン、ガラスというような掃除をメインでやられてきたメンテナンス屋さんであったり、在宅のおそうじをメインでやられてきた、お掃除屋さん。そして、新築や工事現場等の美装をやられてきた洗い屋さんという人たち、
もともとはカテゴリが分かれていたのですが、段々と、その人達が全般のおそうじを扱うようになったので、空室清掃(ハウスクリーニング)お作業方法がバラバラな状態です。
確かに、メンテナンス屋さんというのは、ガラス、床の洗浄ばかりを専門としてやってきた方達なので、ガラス、床を洗浄させればキレイさはともかく仕事は早いですし、機材も豊富に持っています。
でも、家全体をキレイにするという技術、知識は持っていない人が非常に多いです。
在宅の家のおそうじをメインにやられてきた人達、例えば、大手フランチャイズのダスキン、おそうじ本舗などが有名ですが、在宅の家、のピンポイントでお掃除する、例えば、キッチンの換気扇だけであったり、お風呂のおそうじ、トイレのおそうじ、よくキャンペーンなどで宣伝されている、水廻りセットと言われるもの。
はっきりいうと、これらの水廻りだけというのは、専用の洗剤で時間をかければ誰でも、素人でもできます。時間をかければ。
ただ、空室清掃のハウスクリーニングとなると、話が違います。
空室清掃のハウスクリーニングでは、限られた予算と、限られた時間で、空き家、空き室全体をピカピカに仕上げないといけません。
ガラス、ベランダ、建具、スイッチ、トイレ、洗面化粧台、キッチン、お風呂、全体の床といった全体をキレイにすることが空室清掃というサービスで、このサービスをお客さんに満足してもらって料金というものが発生します。
なので、お風呂の洗浄だけで2時間掛かる、キッチンだけで2時間掛かる問ぅことをやっていればもちろん売上に響いてくるというわけです。
これだけの工程を予算内、時間内に終わらせるためには必ず大事になってくることがあります。
それが段取りです。
いかに無駄なことをせず早くきれいにすることが出来るか。
この段取りというものを身につけれていない、多くのおそうじ屋さんが空室清掃に対して苦戦しているというわけです。
空室清掃のハウスクリーニングは洗浄する技術ももちろん必要ですが、この段取りなくしては成り立ちません。
ぼくがなんで、正確な段取りを話せるのかというと、もともとぼくは、新築や工事現場などの業者さんたちが出したホコリや、ゴミを掃除する美装屋さんを経験しているからです。
美装屋さんというのはサービス業というよりは、もともとは建築業者という分類で、位置づけられていました。
新築美装というのはとにかくあらゆる場所に手垢や、ホコリが着いています。ホコリの種類も、木くず、砂、セメントなどの汚れで、その汚れを何もなかったように取り除かなければいけません。
この汚れを綺麗にしていくには工程と段取りが必ず必要で、これを無視して、きれいに仕上げるということはありえません。
ホコリも先に払わず、先に床の掃除機を吸っても拭き掃除すれば、積もっていたホコリやゴミがまた床に落ちていまいます。
そのゴミをまた位置から掃除機で吸っていては二度手間ですよね?
この二度手間ということを必ずなくしていかないと作業が進まないどころか、仕上がりが必ず悪く汚くなります。
ぼくは下請けとして、某フランチャイズの人たちを使っていたことがあるのですが、たまに改修リフォームのあとのハウスクリーニングを頼むと、
「ホコリがすごいから拭き掃除が大変だ」
と聞いたので、ホコリは飛ばさないんですか?
と聞くと、
「ブロワー持ってないので全部掃除機で吸って拭いていきました」
そりゃいくら頑張っても時間掛かるでしょ。
ってなり、物件を確認すると、
案の定、拭き掃除をしたあとでもホコリが残ってる、拭きムラがある、キレイじゃない。
先にまず全部のホコリを飛ばさないと、ぼくでも絶対にきれいに仕上げることはできません。
なので、ぼくのこのブログを見ていただけているあなたに最初に身につけるべきおすすめの技術は、
まず段取り、工程を知るということ。
この部分をキッチリと理解してもらえたらなと思います。
その第一弾として一番始めにいちばん大事な工程の、外せるサッシや器具はは全て外してホースと洗剤で洗い流す。
全てのホコリをまずブラワーとチリぼうきを使い床に払い落としておく。
この部分をおろそかにしないでほしいと思います。
本当に空室清掃やそれ以外のおそうじの仕事すべてにおいての基本となりますので、理解してもらえてら、あなたのおそうじビジネスは必ずレベルアップすると思うのでどうか参考にしてもらえたらなと思います。
今回の記事は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
PS.