おそうじ店店主【たくみ社長】のビジネス手帳活用術

たくみ社長です。

 

自営業者になろうとしている人の典型的な例として、失敗を恐れるあまり、新しいことに挑戦しないという傾向があります。

 

雇われであれば、何をやっていい、何をやってはいけないという事細かな指示を会社や上司が出すため、雇われの場合にはかなり上の立場にならないと、業務上の意思決定をすることはありません。

 

通常は会社社長、管理職の指示に従って、業務を遂行するわけです。

 

これに対して、自営業者は全て自分の意思決定で、自己責任で事業を進める訳です。

 

何をやっていい、何をやっては行けないという決まりは一切ありませんし、全て自分が決めていいわけです。

 

ところが、雇われ経験が長いと、問題を与えられてそれを解決する経緯に慣れているために、自分自身が問題を設定する力が弱くなっています。

 

常に指示待ちの状態に慣れていると、いざ自分で全てを決定しなくてはいけなくなった時、何をどうすればいいのか、まったく見当がつかなくなるわけです。

 

自分が決定するということは、その決定の結果も自分に跳ね返ってきますしね。

となると、失敗することを恐れて萎縮してしまって何もできなくなるのです。

 

雇われの時代では評価の基準が減点主義です。

会社全体の方針、上司の命令に従って業務をやりながら、その中で頑張ることで評価をされます。

 

上司や会社に言われていない余計な発想を持ったり、儲かりそうな事業を考えても、それが失敗すればマイナスの評価になりますから、自分で発言をしないほうが無難です。

 

ですから、そのような新しいことを考え出して取り組もうという発想に、自分で無意識にブレーキをかけているわけです。

 

ところが、自営業者の場合にはそのような雇われの人たち的な発想自体が危険な考え方です。

 

誰も何も指示してくれませんし、全ての方針は自分で決めていかなければならないからです。

自分が決めない限り何も始まりません。

その意味で考え方が180度違うわけです。

発想を完全に切り替えて行く必要があるんです。

 

でも、そんなにすぐには180度考え方は変えられないよ!

という場合、こんな話があります。

僕が考え方を変えた方法

ぼくがいつもやっている手帳を使った管理のお話。

ぼくは得意先から電話がかかってきた時にまずは手帳を開いてから電話に出ます。

なので、できるだけ手の届く範囲にスマホと手帳は持ち歩いています。

そこで得意先から電話でいついつ空いていますか?と聞かれた場合、即答で空いてます!間取りは?大きさは?と聞き、手帳に記入します。

 

できれば2日か3日ぐらいの猶予を貰えればベストです。

他の仕事がピンポイントで日にち指定がある時もあるので、ズラせる余裕を持ちます。

手帳に記入することを毎日繰り返していると、自分の頭で記憶していなくても手帳を開けば自分が今日、今やるべきことというのは勝手に見えてきます。

「あ、この電話しないと。」

「この材料用意しとかないと。」

『この物件何人入ろうかな?」

などが見えてきます。

こうして、現場の手配漏れや、人員の確保などを卒なくこなせるのでミスが無くなるわけです。

 

ちなみにぼくは開業し10年間現場の手配ミスは今までにゼロ件です!

 

たくみ社長の社長?

ぼくは自分の手帳のことを社長と呼んでいます。

 

手帳が今日やるべきことを僕に指示してくれるからです。

取引先がぼくにはたくさんいるのですが、ぼくはその人達を1社1社と考えません。

一つの会社の担当者と思っています。

その担当者さん達がぼくの手帳(社長)に仕事の依頼をしてくれる人達だと思っています。

その人達が手帳(社長)のスケジュールをどんどん埋めていってくれるのです。

依頼の数が少ない取引先、依頼の数が多い取引先を一つの元請けと考えて、その人達がぼくの社長(手帳)に指示を出す。

決して優劣は付けません。全ての得意先を平等に扱います。

そしてぼくは社長の秘書として仕事を手配する。

ぼくが考えついたアイデアなどを社長(手帳)に書き込み(提案する)ぼくはそれを読み返すことでこれはいいアイデアだなと実行する。

 

雇われのままの気持ちでも手帳に書いていることには忠実に実行することでカバーできますよ!

、と、そんな話です(笑)

手帳活用法の話でした・・・

 

ちなみにぼくが使用している手帳はこれです。

 

こんな感じで使っています。

もはやぼくにしか書いている内容はわからないレベルの字ですが(泣)

 

 

ものすごく話が脱線してしまいました。

戻しますね。

なのであなたは良いと思ったことを手帳に書き出し、なんでもやってみて、失敗したら手を替え品を替えして取り組んでみたらいいんです。

 

楽天的な性格で、思いついたことをどんどん実行して、10のうち9失敗して1成功する人間のほうが、思考を停止して、1しか試さない人間よりはよっぽど成功の確率が高まります。

 

10実行して9失敗する人間は、言い方を変えれば100実行したら、10成功する人間なんです。

 

成功者は膨大な失敗の上に、成功を勝ち取っているのであって、まったく失敗しないで成功しているわけではないんですね。

 

失敗するか、

成功するか、

あれこれと悩むくらいなら、金銭的な出費がそれほどかからないのだったら、周囲に反対されてもアイデアをどんどん実現していくべきです。

 

チャレンジによって実際に事業が軌道に乗り始めると、反対していた人達が

「自分もあれはいけると思っていた」

とか、

「そのアイデアは自分も持っていた」

とか言い出すはずです。

 

そんな人達は深く考えずに

「なんとなくダメそう」とか、

感覚で物を言っているにすぎず、自分たちで実際に実験・検証してから反対しているわけではないんです。

 

こんな失敗することを恐れて、チャレンジしない、人の足を引っ張るタイプの人間、

「自分もイケルと思ってた」

なんていう人間にはアイデアは話さないほうが身のためです。

どうせ消極的な意見であなたの行動や、やる気を奪ってくるだけですので。

自分の意思決定に反対者がいるとしても、その反対者はあなたの生活について責任をとってくれません。

仮に

「失敗するから辞めておけ」

という反対者がいて、金脈があるのに行動しなかったからと言って、そのあなたが掘らなかった金脈を誰か他の人があとから来て掘ってしまってもその反対者が損失を補填してくれるわけではないのです。

間違っても

「お前が反対したから金脈を掘らなかったんだ」

ということがないようにして下さい。

無責任な後ろ向きの忠告は無視しましょうね。

 

 

  • B!

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